エンジン上部から下に向かってオイルが漏れていました。ヘッドカバーパッキンの劣化(硬化)が原因でした。マニホールドを外して作業を進めます。 ホンダ エアウェイブ(GJ1) 茨城 守谷 車検 点検 修理 整備 中古車 新車  販売  ・長妻ホンダ

query_builder 2026/07/11
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エンジン

おはようございます。長妻です。今回のグログではホンダのエアウェイブの

オイル漏れ修理について書かせていただきます。こちらのお車にはGD型の

フィットで採用されたエンジンやミッションが乗っています。不具合が改善

されていて初期型のフィットと比べて遥かに故障が少ないです。とはいえ、

さすがに年数も経ってきて走行距離も伸びて来ました。車検でお預かりして

点検を始めるとエンジンオイルが漏れている事がわかりました。

エンジン

エンジンの蓋とも言えるヘッドカバーとシリンダーヘッドの間にある

ゴムパッキンが経年や温度(エンジンの熱や季節の気温変化)による

劣化により硬くなったのが原因でした。硬いゴムは気密性を保てずに

オイル漏れを引き起こします。それでも20年近く漏れなかったので

凄いなとは思います。悪く言いたい訳ではありませんが日本の気候に

合ってない外国製のお車はゴムや樹脂部品に不具合が出ます。暑いか

寒いか、どちらかの気候の国で設計をされているからだと思います。

四季による気温や湿度の変化が激しい日本では、ゴムや樹脂の品質を

保つのは厳しいのが普通です。僕が子供の頃は車検ごとに交換をする

ゴム部品は多かったそうです。品質を改良した結果なんでしょうね。

スロットルボディー

ヘッドカバーパッキンからのオイル漏れは10年を過ぎたあたりで

起きてきます。エンジンの位置や回転数が高くなってしまう為だと

思われますが、軽自動車(特に軽バン)は漏れる傾向があります。

エアウェイブのエンジンではインテークマニホールドを外さないと

ヘッドカバーにアクセスできません。スロットルボディーが付いた

ままだと冷却水のホースを抜くことになるので、過去の整備状況に

よってはサーモスタットの交換やエア抜きが必要になってきます。

パッキンの交換は必要になりますがマニホールドと分離をして横に

逃がす事にしました。これなら冷却水を抜かずに整備ができます。

座面に傷が付かないように養生テープで保護をしておきます。

配線

バッテリー端子を外すと時計やオーディオの設定以外にもエンジンや

ミッションの学習も必要になるので出来れば外したくはありません。

固定しているステイを外したら端子は付けたままで左(助手席側)に

移動させます。そのスペースを利用してエアクリーナーケースを横に

ずらして取り外します。ヘッドカバーの周辺にある配線が邪魔なので

カプラーや固定ボルトを外して位置をずらせる様にしておきます。

マニホールドは上にずらしつつ前方に抜く感じです。カプラーが劣化

していて割れる可能性が高いので、構造と必要なスペースを計算して

なるべる触らない様に注意はしました。

ヘッドカバー

インテークマニホールドを外すとヘッドカバーが見えました。

奥にあるイグニッションコイルの一部がヘッドカバーの上部と

僅かに被ります。カプラーとボルトを外して角度を変えます。

完全に抜かなくてOKです。こうすればヘッドカバーを上方に

真っすぐ取り外せます。

シリンダーヘッド

ヘッドカバーを外したら裏返してパッキンを交換します。溝にぴったり

入っている事を確認します。次にシリンダーヘッド側の座面を脱脂洗浄

します。パーツクリーナーは吹き付けないで、ウエス等に染み込ませて

ふき取る様に清掃します。ヘッドとチェーンカバーのつなぎ目にあたる

赤丸の位置は僅かな段差があります。ここには液体パッキンを塗布して

対応します。塗布した液体パッキンは固体化してゴムの様になります。

なので5分以内にカバーを取り付けます。(ボルトの締め付けまで。)

液体パッキンを使用した作業中は電話も出ませんし、来店をされて声を

掛けられても挨拶がやっとです。だからスタッフに声をかけてから作業

しました。少しの間だけ僕はいないと思って下さいと。

インテークマニホールド

インテークマニホールドのパッキンも交換になります。ここが劣化

すると余計な吸入空気(2次空気)が入って不調につながります。

もう一度マニホールドを外す事になると大変なので再使用はせずに

しっかりと交換をさせていただきました。(実は意外と高額なんです。)

エンジン

取り外した部品を元通りに組み付けていきます。バッテリー端子は

外さなかったですし点火系の交換もしてません。整備前の状態から

変化したのはオイル漏れの有無だけです。ですので学習は特に必要

ありませんでした。

自動車

オイル漏れの修理がメインの車検整備となりました。消耗品の

交換や調整をしてから完成検査後を行います。完成検査の時は

サイドスリップテスターの数値だけに頼らずに外を走りながら

ハンドルの曲がりを点検します。ずれが大きい場合には調整を

します。少し負荷を加えた形になるのでその後にオイル漏れの

状態を点検します。しっかりと直っている事を確認しました。

これで一安心です。ありがとうございました。

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