効いていたエアコンが乗っている内に急に効かなくなるとご来店されました。暑い日ほど起きる様そうです。先ずはコンプレッサーリレーを交換してみて様子を見ました直りませんでした。最終的にコンプレッサーをリビルト品で交換させていただきました。 ホンダ ゼスト(JE1) 車検 点検 修理 整備 中古車 新車 販売 ・長妻ホンダ

query_builder 2026/07/04
ブログ
エアコン

おはようございます。長妻です。ホンダのゼストに乗っている

お客様から車を見て欲しいと連絡がありました。症状としては

初めは効いていたエアコンが急に効かなくなってしまうという

ものです。大丈夫な日もあるらしいのですが、特にエアコンに

がんばって冷やして欲しい暑い日ほどダメになる確率が高いと

言っていました。たしかに、初めて診断をした日は涼しかった

からなのか症状は出ませんでした。エアコンはちゃんと効いて

いるのでガス漏れ(又は減少)はしていないと判断しました。

コンデンサーファンの故障でガス圧が上昇して緊急停止をした

可能性も疑いましたがファンも正常に回っています。そもそも

症状を見れていないので今までの経験からの推察になりますが

コンプレッサーリレーかコンプレッサーのマグネットクラッチ

が高温時に作動不良を起こしている可能性が高そうです。

エンジン

最初に診断をした日はマグネットクラッチのリレーだけ交換を

させていただきました。故障しかけの状態は単体点検をしても

正確な結果が出ない事があります。診断料金も発生しますので

今回のリレーの様な消耗品に関してはよほど高額でもない限り

交換をおすすめしています。例えばホーンリレーとかと場所を

入れ替えて様子をみる診断方法もあるのですが、この車種では

リレーの品番が違かったので不具合につながる可能性を考えて

やりませんでした。直っていない可能性があるのでお客様には

修理をした場合の見積もりをお渡ししました。それから数日が

経った暑い日に再び連絡がありました。エアコンが効かないと。

コンプレッサー

お車のエアコンはコンプレッサーという部品が作動してガスで

熱移動を行っています。エアコンがONにならないという事を

整備士はコンプレッサー(クラッチ)が入らないと言います。

ガス漏れや内部の故障、センサーの故障、エアコンスイッチの

OFF故障、ガス管の詰まりなど原因は多岐に渡ります。ただ

今回はエアコンが始めは効いているのが決め手になりました。

時間が経って部品が熱くなると不具合で出るのはリレー関係か

マグネットクラッチがほとんどだからです。お車を数日預かる

前提で予定を組みました。するとクラッチとプーリーの隙間が

規定値より広い事がわかりました。0.1ミリ単位の隙間です

ので、長期使用による接触面の摩耗などにより広がってしまい

規定値を逸脱する事があります。交換時期と判断できますね。

また、クラッチはプーリの内側にある電磁石によって引き付け

られてONになる構造です。これが高温になると動かなくなる

故障もあります。電気接点の熱剥離です。ホンダ車はこれらの

マグネットクラッチ関連部品が単体で販売はされてはいますが

純正新品しか無いので高額です。工賃もコンプレッサー交換を

超えてきます。

コンプレッサー

年式的にコンプレッサー本体も弱っているでしょうから、今回は

リビルト品でコンプレッサー一式を交換させていただきました。

(見積もりもこの内容で作成をしていました。)ガスを抜いてから

フロントバンパーを取り外します。ファンベルトも外します。次に

高圧と低圧のガスホースを外します。

ガスホース

配管内部に異物が入らない様にビニール袋で保護します。

ガス管

リビルト品のコンプレッサーを取り付けた後、ガスホースを

付ける際にゴムのOリングは新品に交換します。かなり細い

溝にはまっています。工具で抜く事になりますが、この時に

溝に傷をつけてしまうと密封不良になってガスが漏れます。

慎重に交換作業を行っていきます。

コンプレッサー

コンプレッサーを交換したのでプーリーの溝も個体差で僅かに

変化します。マッチングが悪くなると困るのでファンベルトも

交換をさせていただきました。ちなみに、リビルト業者からは

コンプレッサーやオルタネーターなどベルト駆動の補機を交換

した場合は必ずベルトも同時交換をして下さいと注意をされて

います。状態の悪いベルトを再使用したから異音が出たのに、

リビルト部品が壊れているとクレーム(返品も含む)になった

事が何度もあったからだそうです。再使用をする理由は金額を

安くする為です。工賃は変わりませんので、部品代だけです。

その差をどう考えるかは整備をした業者やお客様によります。

当店でも再使用をしたケースはありますよ。その時はベルトの

状態が良かったのと、金額が約6000円(ゼストの倍以上)

だったからでした。6000円の差は大きいですからね。

コンプレッサー

取り外したコンプレッサーになります。リビルト品を購入した場合は

この部品は業者に送る事になっています。コア返却です。これを修理

してリビルト品として生まれ変わるんです。余談ですが、コア返却を

しないでいるとペナルティーレべルの高額支払いになります。なので

リビルト品でお受けしたお仕事はキャンセル不可です。ルールとして

リビルト品自体を返却する事も出来ません。(当社の取引き先は)

エアコン

ガスの配管内の空気や水分を専用の機械を使用して抜いていきます。

真空引きと言います。十分に行ってから機械を止めて漏れが無いかを

確認します。どこかに漏れがあると、空気が入って大気圧まで上昇を

します。問題が無ければガスを規定量補充していきます。整備後には

少し長めに試乗をさせてはいただきました。とは言っても何時間もは

試乗できません。お客様にお返しして日常使いをしてもらいながらの

最終確認にはなってきます。幸いにも暑さが増した後も連絡は来ては

いません。ちゃんと直っていたんでしょう。ありがとうございました。

NEW

  • エアコンをONにするとエンジンルームからガラガラと異音がします。冷房もまったく効きません。コンプ...

    query_builder 2026/08/08
  • ヘッドライトは光ってはいました。しかし、ライトテスターで測定をすると照射がされていない部分があり...

    query_builder 2026/07/24
  • 走行中、道路のちょっとした段差でも大きめの異音(ゴトゴト音)が発生していました。お車を確認すると...

    query_builder 2026/07/18
  • エンジン上部から下に向かってオイルが漏れていました。ヘッドカバーパッキンの劣化(硬化)が原因でし...

    query_builder 2026/07/11
  • 効いていたエアコンが乗っている内に急に効かなくなるとご来店されました。暑い日ほど起きる様そうです...

    query_builder 2026/07/04

CATEGORY

ARCHIVE