急にハンドルが重くなってエンジンが止まったとの事です。バッテリーがあがっていました。さらにオルタネーター(発電機)から異音が発生しています。 ホンダ アコード(CL7) 茨城 守谷 車検 点検 修理 整備 中古車 新車
こんばんは、長妻です。走行中に急にハンドルが重くなって
エンジンが止まってしまったとの連絡がありました。動かす
事ができないので任意保険のロードサービスで当店に移動を
するとの事です。入庫したお車はバッテリーがあがっていて
エンジンがかかりませんでしたがジャンパーをすれば始動は
出来ました。ただし、ジャンパーを解除した途端にエンジン
が停止します。どうも電気が足りない様です。バッテリーの
電圧を測定すると8Vに下がっていました。(通常は12V)
バッテリーは他店で半年前に交換済みでした。サイズも
70B(純正は55B)になっていました。自然放電で
減るスピードではないので発電機が壊れている可能性が
高いです。バッテリーを充電してから始動をしてみると
充電警告灯が点きました。ヒューズ切れもありません。
オルタネーター(発電機)の軸からは大きな異音がして
います。専用のバッテリーテスターで診断をしてみると
充電電圧の低下と表示されました。
これらの状態からオルタネーターの故障と判断できます。
純正新品ではかなり高額ですのでリビルト品で対応をする
事にしました。まずはファンベルトを取り外します。次に
アイドルプーリーとオートテンショナーASSYを外します
10ミリのナットを慎重に緩めてB端子を外します。制御用の
カプラーも抜きます。最後にボルトを3本取ると外れます。
オルタネーターを含めた部品を外した時とは逆の手順で
組み付けていきます。
ベルトの位置はこんな感じです。同型エンジンのお車でも
パワーステアリングが油圧タイプの場合はオイルポンプが
ありますが、今回のお車は電動なのでアイドルプーリーが
付いていました。エンジンが止まる直前にハンドルが重く
なったのは電動モーター用の電気が不足したからです。
整備後に試乗をして問題がない事を確認しました。本来は
同時交換がおすすめのバッテリーですが、専用テスターで
測定をすると正常判定になっていました。通常使用時より
寿命は短くなったかもしれません。今後はこまめに点検を
した方が良さそうです。お客様にも説明をさせていただき
納車となりました。ありがとうございました。
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