エンジンをかけるとキュルキュル音がします。ファンベルトの摩耗が進行していました。K6Aエンジンに多い症状です。足回りのブーツも切れていました。 スズキ ワゴンR(MH23S) 茨城 守谷 車検 点検 修理 整備 中古車 新車

query_builder 2024/04/13
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エンジン

おはようございます。長妻です。今回は前回のブログでご紹介

させていただいたワゴンRの整備について第2弾になります。

エンジンをかけた直後にキュルキュル音がする事があったとの

事でした。診断をさせていただいた際は朝一に僅かに音がする

程度でしたが、ベルト鳴きの可能性が高いです。カバーを外し

点検をすると2本の補機ベルトの内、片側のベルトのみ磨耗が

進行していました。

ベルト

写真はウォーターポンプとオルタネーター(発電機)を駆動

させているファンベルトです。摩耗で溝が深くなっています。

ベルト

ファンベルトとクーラーベルトの比較です。写真でも摩耗の

差がある事がわかると思います。

オルタネータ

年数が経ってくるとオルタネーターのプーリーがサビます。

それが紙ヤスリの様になってベルトを摩耗させます。サビは

夜の間に湿度等で発生します。翌日にエンジンをかけた時に

ベルトである程度は落ちますが徐々に蓄積はしていきます。

今回のお車はそこまで酷く無かったのでプーリーはワイヤー

ブラシで磨かせていただいて、ベルト交換で対応しました。

もちろん、サビが無くてもベルトは摩耗します。クーラーの

ベルトと差がある理由のひとつとして参考にして下さいね。

ウォーターポンプとオルタネーターのふたつを動かす関係で

全長が長くて張りも緩くなり易いという違いもあります。

タイロッド

タイロッドエンドブーツが切れてグリスが出ていました。

タイロッドエンド

ジョイント部にガタは無かったのでブーツ交換で対応しました。

ロアブーツ

片側のロアアームブーツも切れていました。こちらもガタは

ありません。写真で確認できますが針金で止めてあります。

新車時とは違う方法ですから過去に交換した事はありそう。

アーム

針金で固定する場合はここまでしなくても出来ますが、当店では

純正の金具を使用する事にしています。部品も在庫しています。

取り付けミスを防ぐ為に、ここまで外して作業をしています。

ブーツ

ジョイントのグリスを新しくしてからブーツを被せます。次に

工具をつかって丁寧に金具を取り付けていきます。

ロアブーツ

しっかり付きました。その他の消耗品の交換や点検を進めます。

整備後にサイドスリップ調整をしてから完成検査を実施します。

複数の整備が必要になりましたが作業した意味は必ずあります。

より安心してお車をご利用できると思います。ありがとうございました。

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