パワーステアリングのホースが劣化していてオイルが漏れ始めていました。パワステ異常でハンドルが重くなってしまう前に修理をする事が出来て良かったです。 ホンダ ステップワゴン(RF3) 茨城 守谷 車検 点検 修理 整備 車販売
おはようございます。長妻です。今回のブログは整備をする事も
少なくなってきたRF3のステップワゴンの修理について書いて
いきたいと思います。このお車のエンジンはK20Aという型で
ホンダでは初代ストリームの2000CCモデルで初めて使用を
されたエンジンです。タイミングチェーンに変更されています。
ホンダあるあるでストリームの初期型はオイル漏れをしまくって
修理が多発しました。新車から1回目の車検ではほぼ保証修理を
していた感じです。(ホンダカーズの整備士の時代です)
K20Aは初期型から徐々に改良をされて行きました。その他にも
よく故障した所があります。パワーステアリングポンプの軸からの
オイル漏れです。今回も写真の様にポンプ周辺が汚れていました。
ですがポンプは大丈夫でした。軸から漏れていた場合はオレンジの
部分が湿っているはずです。写真の様に乾いていれば大丈夫です。
どうやらパワーステアリングの高圧ホースから滲んでいる様です。
実は最近になって平成16年前後のK20Aエンジンのお車を使用
している方からのパワステオイルが漏れたとの連絡が増えました。
17年近く経ってきてゴムが劣化して固くなり高圧に耐えられなく
なっているんだと考えられます。ホースを触るとカチカチです。
リザーブタンクのオイルも劣化していますね。ホースの交換を
する時に漏れるとエンジンルームが汚れてしまうのでタンクの
オイルはスポイト等で整備前に出来るだけ抜いておきます。
高圧ホースはポンプから足回りのパワーステアリングギアボックスまで
つながっています。なかなか作業しずらいですが慎重に取り外します。
オイルは有害なので頭などに被らない様に注意して作業します。
パワーステアリングポンプ側も取り付けます。リザーブタンクへと
新油を規定量まで補充します。整備書の通りにエア抜きもします。
ハンドルを切った時に異常音がしなくなればエア抜きの完了です。
ゴミが入った場合にはオイルが逆流しますので注意して下さい。
最初の写真に写っていたスパークプラグも交換をしましたよ。
点火する部品なのでエンジンのパワーに直結します。整備後に
パワステポンプやギアボックスの周辺はスチーム洗浄を実施し
キレイにしました。ホースからのオイル漏れが原因でパワステ
が走行中に突然効かなくなってしまってロードサービスで入庫
されたお客様も過去にいらっしゃいます。そうなる前に今回は
劣化の発見と修理をする事が出来たので良かったです。
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