距離が伸びてきたのでブレーキ関連が気になるとの事です。キャリパーのオーバーホールとパッド交換をしました。 ホンダ モビリオ(GB1) 茨城 守谷 車検 点検 整備 修理 中古車
おはようございます、長妻です。今回も先日整備を実施したお車の整備内容を
ご紹介したいと思います。お車はホンダのモビリオになります。得意ですよ!
数年前に中古車として販売してからずっと当店で整備を担当しています。
お客様も「買い替え時期だとは思うけど調子が良すぎてもったいない」との事。
当店の整備力も信用していただいていまして「適切な整備してもらってるから」
「安心して乗れる」と嬉しいお言葉もいただきました。本当にありがたいです。
特に乗っていて気になる所は無いとの事ですが距離も年数も伸びてきています。
しいて言えばタイヤとかブレーキ関係とかはよく見て下さいとの事でした。
お車をお預かりして工場でさっそく車検を始めていきます。
リフトアップしてフロントのブレーキを点検していきます。
今すぐ交換しないと危険というほどではないのですが、やはり
走行距離なりにブレーキパッドの残量が少なくなっていました。
平均走行距離から計算すると数ヶ月後には交換時期になるでしょう。
お車を使用中に残量が無くなると危険ですし修理代も高くなります。
車検と同時に整備や部品交換をおすすめした方が良さそうです。
また、現在の走行距離から考えるとブレーキ内部のゴムパッキンも
劣化していると思われます。同時に交換する事をおすすめしました。
ブレーキ装置であるキャリパーの内部のパッキンも交換していきます。
その為には完全に取り外してオーバーホイールする必要があります
ブレーキホースも外します。ブレーキオイルが漏れますから容器で受けます。
次にボルトを取りブレーキキャリパーを完全に取り外しました。
ブレーキパッドだけを交換する場合はピストンに工具をはめて内側に
押し込むのですが、今回はそのピストン周辺のパッキンを交換します。
エアーガンを使ってピストンを外側に抜き取ります。傷に注意です。
ピストンを抜いた後のキャリパーの内部です。サビが発生していますね。
特に注意する必要があるのはパッキンより奥側がどうなっているかです。
油圧がかかったり作動する部分です。ブレーキという事もあり重要です。
奥までサビが侵食していたらキャリパーASSYの交換が必要になります。
ピストンがエアガンで抜けない場合は内部のサビが酷い事が多いです。
奥の方は大丈夫そうです。パッキンの交換だけで良さそうです。
パッキンより外側にあるサビている部分の溝にはダストシールがはまる
構造になっています。サビがあるとはまらずに隙間ができてしまいます。
ダストシールは中のパッキンの様に油圧がかかる部分ではないのですが
水がキャリパーの内部に侵入しないようにしているので重要ではあります。
専用工具を使ってサビを取っていきます。
次に取り外したピストンを点検していきます。パッキンより外側になる
部分がサビているのがわかります。内側になる部分も潤滑用のグリスが
劣化して茶色になっていますね。まずは清掃をして点検をしていきます
この部分で注意するは最終的に押し込んだ時にパッキンより内側になる
所にサビや変形が見られないかです。異常があったら交換が必要です。
サビがパッキンを傷つけたり、変形していると油圧が逃げてしまいます。
ダストシールより外側になる部分はあまり気にしなくて大丈夫です。
パッドを押す為に外に出ているので汚れるのは仕方がないのです。
パーツクリーナーで清掃した所、大きな異常は見られませんでした。
薄いサビは目の細かい紙やすりで軽く擦ったら落ちました。よーし!
このレベルなら再使用できそうですよ。
パッキンとダストシールを交換してからピストンをキャリパーに
押し込んだ所です。奥までちゃんとスムーズに入るかが重要です。
引っかかった場合はパッキンがはまっていない可能性があります。
無理に押し込むと中でパッキンが断裂する事もあります。
下側の円形のゴムが内部のパッキンです。上側がダストシールです。
左上の二つはキャリパーが付いている部分のロッドのダストブーツです。
キャリパーを取りつける時に交換します。内部にグリスを忘れずに封入。
同時にブレーキパッドも交換しました。もちろんパッドにもブレーキ用の
グリスを塗布していきます。ワコーズ製の高性能グリスを使用しています。
ブレーキ装置のオーバーホールをした場合はブレーキオイルの交換が必須になります。
オイルの油圧でブレーキは作動しているのでオイルで満たされていないといけません。
エンジンルームにある油圧発生装置であるマスターシリンダのタンクから専用工具で
ブレーキオイルを注ぎつつ、オイルに空気が混ざらなくなるまで抜いていきます。
このタンクに向けて古いブレーキオイルと一緒に空気を抜いていきます。
交換作業は順番に四輪とも行います。ブレーキペダルに踏みしろが出て
くれば交換作業が完了です。踏み心地も整備前よりしっかりしました。
これでブレーキ関連は安心ですね。法定点検の内容を進めていきます。
その後、車検も無事に完了しました。ありがとうございました。
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