車検でお預かりしたお車のブレーキパッドの残量がギリギリでした。ブレーキの固着やオイル漏れの防止の為にキャリパーシールも交換をさせていただきました。 日産 ピノ(HC24S)=スズキ アルト(HA24S) 茨城 守谷 車検 点検 修理 整備 中古車 新車

query_builder 2024/11/07
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ブレーキパッド

おはようございます。長妻です。車検でお預かりした日産

ピノの整備の一部をご紹介します。試乗してもブレーキに

異常は無かったのでタイヤを外すまでは気が付かなかった

事なのですが、ブレーキパッドの残量がギリギリでした。

ブレーキパッド

土台の部分まで1ミリもありません。ディスクローターに

到達する前だったのでギリギリセーフといった感じです。

残量センサーが無いタイプだったのでキー音もしなかった

様です。

ブレーキオイル

年式や走行距離から考えるとキャリパーのゴムシールも

劣化しているはずです。ブレーキパッド交換後に固着や

オイル漏れの原因になるかもしれません。念の為にこの

シールも交換をさせていただく事にしました。ブレーキ

ホースを外したら工具でオイルが抜けるのを防ぎます。

ブレーキ

ブレーキキャリパーASSYを取り外します。

ピストン

キャリパーピストンを抜きます。表面に汚れは付着して

いましたが、ウエスで拭くとキレイになりました。錆で

表面に凸凹が出来ていた場合には交換が必要になります。

キャリパー

キャリパーの内側もキレイでした。ゴムシールが入る溝が

重要になるので点検をします。錆があった場合は工具等で

落とします。高圧洗浄機で清掃してからエアーガンで水を

飛ばして下準備はOKです。

キャリパーシール

内側のキャリパーシールと外側のダストシールの2つの

パッキンを交換していきます。

ピストン

ゴム部品にダメージを与えない様にラバーグリスを塗布して

取り付けていきます。ピストンは手で慎重に押し込みます。

引っかかる様ならパッキンの取り付けミスや溝に錆が残って

いる可能性があるので再分解をしないといけません。

ブレーキ

ブレーキパッドを取り付けました。油圧ラインに入った

空気を抜きながらブレーキオイルを交換していきます。

整備後に制動力を測るとしっかりと数値が出ています。

ゴムシールの交換もしたので今後も安心です。ちなみに

新品のブレーキパッドにも残量センサーは無かったので

仕様だと考えられます。

エアクリーナー

エンジンのマスクであるエアクリーナーも交換をしました。

ガソリンと混ぜる空気をキレイにする為の部品になります。

汚れてくるとエンジン不調につながります。

エアコンフィルター

室内にあるエアコン用のフィルターも交換しました。ここが

詰まると風が弱くなるので暖房や冷房の性能が下がります。

風が抜けないと故障につながる場合もあるので要注意です。

整備後に完成検査をして納車となりました。ありがとうございました。

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