前回の点検時にアドバイスしていた部品です。リヤブレーキパッドの交換を実施しました。ギリギリでした。 ホンダ ステップワゴン 守谷 車検 点検 整備
こんばんは、長妻です。もう年度末になって来ました。バタバタする時期です。登録とかで・・。
本日と同じ3/20日は1969年にビートルズのジョン・レノンさんが結婚した日だそうです。
僕の父も好きでバンドを組んでギターを担当していました。居間でも弾いてたくらい(笑)。
という訳で(!)本日ご紹介のお車はホンダのステップワゴン(RK型)になります。
以前に1年以内に部品交換した方がいいとアドバイスさせていただいたお客様からのご依頼です。
内容はリヤブレーキパッドの交換です。車検時には今すぐに交換は必要無いと判断したのですが、
平均の年間走行距離から考えると1年後を目安に交換をお薦めしていました。
1年を少し過ぎたくらいになのですが、心配だったので交換をお願いしたいとの事です。
リフトアップして後ろのタイヤを外して行きます。(ちなみに部品は注文済みでした。)
ブレーキパッドの土台(固い所)にディスクが当たってしまうほどは減っていませんでした。
ただ、残量の警告センサーには触れる寸前でした。これに触れるとキーキー凄いですよ。
交換時期と判断して間違いないです。結構ギリギリでした。来店してもらって良かったです。
いつもは最初にブレーキパッドをキャリパーから取り外します、それから専用の工具を使って
飛び出したキャリパーピストンを押し込んでいって新品のブレーキパッドを組み付けます。
ですが、今回はパッドごと工具を使って押し込んでいます。なぜかと言うと・・・・。
ピストンの内部にパッドの金具が刺さる構造になっています。その為にパッドの残量が減って
その分だけピストンが飛び出してしまった今の状態だとパッドが抜けきれず取り外せません。
飛び出したピストンを押し込むにはパッドごと作業するしかないのです。ここで注意ありです。
斜めに押し込まない様に気をつけます。無理矢理だと内部のパッキンが切れてオイル漏れです。
整備士学校時代に授業で古い車のキャリパーのオーバーホールを人生で初めて作業した時に
押し込む時に引っかかりがあったのに工具で無理矢理に縮めたらエア抜きをする時になって
ブレーキオイルが滝の様に流れて来たのを経験した事があります。本当に教訓になりました。
今になって思うと内部がサビていて再利用は無理な状態なのに分解してそのまま組み付ける
授業内容だったので仕方がない状況だったとは思います。いい訳にしかならないですね(汗)。
新品を組み付けてからブレーキペダルを踏みこんでピストンを飛び出させます。
パッドにピストンがちゃんと着座したのを確認してタイヤを取り付けます。
最後にブレーキオイルのリザーブタンク内のオイル量を調整して作業完了です。
今回はギリギリだったので交換が間に合って良かったです。ご利用ありがとうございました。
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