カーブで車体が傾く現象(ロール)を少しでも改善したいとのご要望です。お客様とお話をして、ソニカのスタビライザーを取り付ける事になりました。スタビリンクやホルダーブッシュも新規で購入しました。 ダイハツ エッセ(L235S) 茨城 守谷 車検 点検 修理 整備 中古車 新車 販売  ・長妻ホンダ

query_builder 2025/12/02
ブログ
自動車

こんにちは、長妻です。あっという間に12月になりました。

2025年最後の1ヶ月です。体調に気をつけつつ頑張ります。

今回整備をさせていただいたのはダイハツのエッセになります。

以前に比べて人を乗せる機会が増えた事でカーブでの沈み込みが

気になる様になったとの事です。ロールという現象になります。

エッセはサイズから考えると基本的に一人でお車を使用する方が

ターゲットの車種です。ダイハツのミラやスズキのアルトなどと

同じでしょうか。足回りの構造としてはスタビライザーが装着を

されていません。その為にロールが起きやすいお車になります。

スタビ

スタビライザーとは左右のサスペンションを繋ぐ様に取り付けられた

バネ棒の事です。車検で交換をする機会が多いスタビリンクも、この

機構の構成部品です。(写真はホンダのゼストのスタビライザーです)

今回のエッセにはこの部品自体が取り付けられていません。ですが、

フロントメンバーは他の車種(ムーブやソニカ)と同じ部品みたいで

ボルトを付ける為の穴があります。ネットで調べると他車種の部品を

流用出来る事がわかりました。お客様と相談して、一番太いソニカの

スタビライザーを付けてみる事になりました。

ハンドル

スタビライザーを取り付ける為にはメンバーを下ろす必要があります。

ギアボックスも一緒に下りてしまうのでハンドル下の接続部を外しました。

まうんと

実はダイハツのスタビライザー本体の交換はした経験がありません。

ソニカの整備書で調べると、正規のやり方では多くの部品を外しつつ

メンバーを完全に下ろす事になっていました。約4時間かかる工数に

なります。しかし、ネットで調べた内容では完全には下ろさなくても

取り付ける事ができそうでした。どうなるかは実際に作業しながらの

判断になります。ちなみに、見積もりは全てを下ろした場合の金額で

了解をいただいております。時間がかからなかったら値引きをすると

お伝えしました。メンバーを下から支えてマウントの接続を外します。

ボルト

メンバーは4本のボルトで固定されています。前側の2本のボルトは

メーカーや車種に関わらず錆ている事が多いです。インパクトは最初

だけ使用しました。途中からはラチェットを使って緩めて行きます。

1本ずつ抜いて(他の3本は締まった状態)ネジ山とネジ穴の清掃と

エアブローを行いました。清掃したボルトをメンバーに仮締めします。

これを左右行いました。

ボルト

次にメンバーの後ろ側のボルトを取り外します。こちらは普通に

抜いてしまってOKです。インパクトなら一瞬で抜けてきます。

この時に抵抗がある様だったら手動に切り替えてください。

ボルト

仮締めした前側のボルトを緩めて行きます。完全には抜かないで

おきます。エッセはパワーステアリングの油圧ホースがあるので

メンバーを下ろし過ぎるとホースがちぎれます。この数センチが

ギリギリ安全圏だと感じました。それと、メンバーの前後位置が

ずれない様にする役割もあります。ミッションジャッキを慎重に

下ろして隙間を作っていきます。

ボルト穴

購入したスタビライザーホルダーの固定ボルトがメンバー上部の

ネジ穴に入っていくかをテストします。このネジ穴は丸見え状態

なので内部に錆びが発生していたり、バリや汚れが詰まっている

事があるそうです。案の定2山くらいしかボルトが入りません。

タップを使用してネジ山を修正しました。

スタビライザー

下準備をしたらスタビライザーをメンバー上部に通していきます。

マフラーやギアボックスのあたりが狭いので知恵の輪の様に角度を

変えながら通していきます。メンバーを少し斜めにすると後ろ側の

隙間が大きくなって入りやすくなりますよ。

スタビライザー

スタビライザーホルダーのブッシュ、ブラケット、固定ボルトを

取り付けます。

スタビリンク

スタビリンク&ブッシュを取り付けていきます。ここでトラブル

発生です。エッセとソニカではロアアームなどの位置関係が少し

違う様で、そのまま付けるとスタビリンクのブッシュ側の角度が

すごい斜めになります。このままだと足回りに無理がありそう。

スタビライザーとスタビリンクの間にナットをスペーサー代わり

として取り付けて角度を変えるてみる事にしました。

スタビリンク

こんな感じでまっすぐになりました。

スタビリンク

素で付けると黄色の角度で、ナット(スペーサー)を入れると

緑の角度です。このくらいの違いが出ます。

自動車

後ろのスタビライザーはソニカ用がそのまま付きました。

リフトから下ろしたらサイドスリップ(トー)調整をして

仕上げていきます。試乗は僕ひとりでしたので整備前との

違いは余り感じませんでした(速度も出していません)が

お客様が人を乗せて走る時には違いが出てくるはずです。

このブログを読んでアブソーバーなどを社外用品にすれば

もっと足回りが固くなるよと思う方もいるとは思います。

その点もお客様とお話をしています。段差での底つき感は

無い方が良いとの事でしたのでガチガチに固めたりせずに

改善レベルで抑えた感じです。今度お会いした時に結果を

伺いたいと思います。ありがとうございました。

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