ご要望により、エンジン不調になる前の予防整備としてスパークプラグの交換をさせていただきました。車検でロアアームブーツも作業をさせていただきました。　日産　デイズ（Ｂ２１Ｗ）　茨城　守谷　車検　点検　修理　整備　新車　中古車　　・長妻ホンダ | 守谷で車検の案内や自動車整備などについて対応する長妻ホンダが行うブログについて

こんにちは、長妻です。今回は車検で日産のデイズを

お預かりしました。エンジン不調になっている訳では

ありませんが、スパークプラグの交換をして欲しいと

ご依頼を受けました。エンジンルームの部品を外して

作業をする時は少し暖機をしてゴムや樹脂が柔らかく

なってからの方が安全です。今回のお車は新しいので

大丈夫だとは思いますが、エアホースを抜こうとして

亀裂が入るとかカプラーが割れる等のトラブルは寒い

時期に起こり易いんです。

ゴム部品は温度で状態が大きく変わってきます。特に年式が

古くなってくるとホースをずらしただけで切れたりします。

平成２０年より前のお車の緊急では無い整備などは、冬には

あえて作業をしないで暖かくなってきてから予定を組む様に

する場合もあります。オレンジで囲ったゴム穴にケース下の

突起部分が刺さってるので引き抜いて外します。この部分も

寒いと抜けずらいです。新しいお車でも気をつけた方が良い

ですから暖機おすすめです。余談ですが、ドライヤーなどで

温めながら作業をしたケースも過去に何台かありましたが、

時間がかかった分は追加工賃になります。温められない所も

あります。ガソリンは減りますが、暖気の方が費用対効果は

高いと思います。もちろん夏は不要ですよ。

イグニッションコイルに刺さっているカプラーは割れ易いので

慎重に抜いていきます。コイルを外したら専用工具を使用して

プラグを取り外します。プラグは長寿命タイプでしたが、以前

３万キロで故障したお車もありました。軽自動車は普通車より

エンジンの回転数はどうしても高くなってしまうので、早めに

交換をしてしまうのも急なエンジン不調を防ぐ意味では有効に

なります。現実的な話だと１万円以上料金がかかってくるので

お客様のメンテナンスに対する考えた方による部分です。故障

してから交換をするとお話されるお客様もいます。

ロアアームブーツにひび割れがあったので交換をさせていただきました。

ブーツはゴム製の部品で何かしらの部品を保護しています。

ロアブーツはロアアームの接続部分（ジョイント）の防水を

しています。

ジョイントは角度が変わるので潤滑や防錆をしないといけません。

その為にグリスが充填されています。その上にブーツを被せる事で

異物や水が入らない様にしています。なのでブーツが完全に切れる

前に交換をする事が大切になってきます。

こちらは別のお車の写真です。グリスが変質しています。

もうすぐサビが発生していたでしょう。そうなってくると

ガタや異音の原因になってきます。ロアアームごと交換が

必要になると費用も数万円レベルで高くなります。

完成検査でサイドスリップ調整をして仕上げていきます。

元から不具合は無かったのでエンジンの調子が大きく向上

した訳ではありませんが、今後の故障リスクを下げる為の

プラグ交換もさせていただきました。より安心してお車を

使用できると思います。ありがとうございました。