ウォンウォンとモーターの様な唸り音がすると伺っていたお車です。タイヤの回転にあわせて僅かですが鳴っています。ロアブーツを作業する過程で故障診断をするとベアリングに振れがありました。　スバル　インプレッサ（ＧＰ７）　茨城　守谷　車検　点検　修理　整備　中古車　新車 | 守谷で車検の案内や自動車整備などについて対応する長妻ホンダが行うブログについて

こんばんは、長妻です。暑さに耐えながらの８月が終わります。

お盆が過ぎたら涼しくなって欲しいものです。もうキツイです。

今回のブログは車検でご入庫したスバルのインプレッサの整備を

ご紹介させていただきます。少し前から走行中にウォンウォンと

唸り音がすると伺っていました。音質的にハブベアリング系だと

思われます。ただし、音がかなり小さいのでリフトで持ち上げて

タイヤを回しただけでは何処に異常があるかハッキリしません。

右リヤハブベアリングは過去に交換してあるので３輪のどれかが

故障しかけていると思われます。

大きなガタにはまだなっていない状態のベアリングの良否を

判断をするには動力と切り離す必要があります。具体的には

ドライブシャフトとの接続を外します。それから手で回して

触診をする流れです。今回のお車は４輪駆動車（４ＷＤ）で

全てのハブにシャフトが接続されています。

車検の基本料金とは別途で故障診断料金が発生する作業です。

分解をして正常なら戻し、異常があったらベアリングの交換に

なると説明をさせていただきました。お車を持ち上げて点検を

しながら車検見積もりを作成していきます。その最中にロアの

ジョイントブーツにヒビ割れがある事がわかりました。車検を

通過するにはブーツ交換が必要になりました。

結果的にですが、ロアブーツの交換をする過程で故障診断も

する事ができました。ベアリングの診断料金はブーツの交換

工賃に含まれるので別途ではかかりません。

右前は問題なかったのですが、左前のベアリングに僅かな

振れがありました。このまま戻したらいずれガタになって

しまうでしょう。こちらはベアリングの交換になります。

ベアリングがはまる部分にサビがあったので清掃をします。

入荷したベアリングを取り付けていきます。ハブと一体構造の

ユニットで交換になりました。

消耗品の交換を含む車検整備を進めていきます。完成検査を

して納車となりました。僕の判断で左リヤハブベアリングは

動力の切り離しを含む点検はしなかったのですが、整備後に

音は消えたので問題は無かったのでしょう。まだ音がする様

なら追加整備を提案する予定でした。治って良かったです。

ご利用ありがとうございました。