室内に伝わるエンジンの振動が気になるとの事です。エンジンマウントとミッションマウントを交換させていただきました。　ダイハツ　ウェイク（ＬＡ７００Ｓ）　茨城　守谷　車検　点検　修理　整備　中古車　新車 | 守谷で車検の案内や自動車整備などについて対応する長妻ホンダが行うブログについて

おはようございます。長妻です。今回は車検でお預かりした

ダイハツのウェイクの整備の一部をご紹介させていただきます。

お客様は室内に伝わってくる振動が気になるとの事でした。

確認をしましたが特に問題はありませんでした。距離なりの

エンジン作動音の増加とマウントの劣化はあるでしょうが、

まだ正常範囲と言えそうです。そのままでも大丈夫でしたが

少しでも振動を減らしたいとのご要望がありましたので左右

エンジンマウントの交換をさせていただく事になりました。

右は比較的スムーズに交換作業が完了しました。

助手席側（左）のミッションマウントは右側とは難易度がまるで

変わってきます。基本工賃も工賃表上は右側の数倍になります。

それだけ時間と手間がかかるという事になります。バッテリーを

取り外す必要がありますのでナビが付いているお車の整備をする

場合はセキュリティー設定を確認して下さい。

バッテリー下のステイや周辺の配線などを外して逃がします。

ヒューズボックスや金具も移動させます。

マウントの手前側にある棒は逆ネジなのでご注意下さい。

時計回りで上に抜けてきます。上部に工具がかかる構造に

なっています。

ＡＢＳユニットを完全に取り外さなくてもマウントの交換は

できます。ただし、工具は色々な物が必要になってきます。

ＡＢＳユニット下のブラケットを外すのが特に大変でした。

こちらが外したミッションマウントになります。外す前に

ミッションを下から支える事を忘れないで下さい。新品を

付ける際にボルトと穴の位置がなかなか合わなかったので

気を使いました。斜めに締めるとミッション側のネジ山が

破損する可能性があります。

ファンベルトとエアコンベルトも交換をしました。

エアコンベルトは調整ができないストレッチベルトです。

専用工具を使用して組み付けていきます。

ベルト交換が完了しました。

車検整備と消耗品の交換をおこなっていきます。最終検査後に

納車となりました。整備して改めて感じましたが振動は確かに

減りました。わかってはいましたが部品は劣化するんですね。

異常レベルでは無かったマウントですが、交換をした事による

改善が見られました。ありがとうございました。