ブレーキパッドを交換しようとしたらピストンが固着していて縮まない!。ブレーキキャリパーのオーバーホールとピストンの交換をしていきます。 ホンダ ライフ(JC1) 茨城 守谷 車検 点検 修理 整備 中古車 車販売
おはようございます。長妻です。今回は4月23日にブログを
書させていただいたライフの整備内容のパート2になります。
主にブレーキ系の整備をしたという内容になります。
フロントブレーキのブレーキパッドの残量がギリギリでした。
もう少しで土台の固い部分とローターが接触するところです。
車検のタイミングと結果的にぴったりでしたが危険でしたね。
走行距離が伸びる方は定期的に点検に出した方がいいと改めて
感じました。車検だけでは場合によっては大きな故障に繋がる
かもしれません。今回のお客様は忙しいので車検の時でないと
なかなかお預かりできないのですが、1年後の点検は実施した
方が良さそうですね。ちなみにブレーキパッドの残量が減ると
ブレーキ作動時にキー音がするようになります。もしブログを
見ている方でキー音がするという方がいたら1度点検をすると
安心だと思います。グリス切れしているだけの場合もあります。
こちらが新品のブレーキパッドです。しっかり残量があります。
ブレーキ装置はオイルの油圧でピストンを押し出してパッドを
動かし、ローターを挟む事で制動力を発生させています。この
時にパッドの表面が摩耗します。なので使用距離が増えてきて
摩耗が進むとブレーキパッドの交換が必要になるんです。
ブレーキパッドの残量が減ると結果的にピストンの位置も
外に飛び出してきます。図を見るとグリーンで色を付けた
ピストンの位置が全然違うのがわかると思います。今回は
ブレーキパッドを交換するのでピストンを最初の図と同じ
位置までキャリパーの中に押し込む必要があります。
この写真は別のお客様のパッド交換をした時にものです。
同じJC1のライフです。工具を使ってピストンを内部へと
押し込んでいきます。
こんな感じでピストンが奥に入りました。新品のパッドは
厚さが増すのでこの作業が必要な訳です。この作業をする
工程でトラブルが発生しました。左側のピストンが工具を
使ってもまったく入っていきません。固着している様です!
急ですがブレーキキャリパーを取り外してオーバーホールを
する事になりました。固着したピストンを何とか取り外すと
写真の様に大量にサビが発生していました。これは危険です。
キャリパー内部にもサビが発生していました。パッキンの
劣化による気密不良で雨水などから発生する水分が入った
事が原因だと思われます。また、ブレーキオイルは設計上
の理由でに吸湿性があります。油なのに水と反応します。
ブレーキ装置は作動時に発生する摩擦熱で高温になったり
冷えたりと温度差があります。それも原因になりますね。
100,000キロを過ぎてからブレーキパッドを交換する時は
こうなっている可能性が高くなります。ピストンを押して
動きが悪かった場合は要注意になります。無理に入れると
パッキンが切れてオイルが漏れブレーキが効かなくなります。
ダストシールが劣化してサビにつながる事が多いです。
サビているピストンを押し込むとオイルシールが切れて
ブレーキオイルが漏れてしまうんです。
工具を使ってサビを取っていきます。ちょうどシール類と
ピストンの在庫があったので交換させていただきました。
キャリパーをオーバーホールした事で油路の内部に空気が
入ってしまいます。念入りにブレーキオイルを交換をして
エア抜きをしていきます。ブレーキペダルに踏み代が出て
きたら完成です。書き忘れましたが、ディスクローターが
かなり偏摩耗していて歪んでいたので業者さんに依頼して
研磨をしております。新品のパッドがすぐにダメになると
もったいないですからね。車検後にお客様からブレーキを
すると変だったのが治ったと聞きました。修理した甲斐が
あったとの事でした。良かったです。パート3へ続きます。
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