車検と一緒に点火系のプラグとコイルを交換しました。ガタになる前にロアブーツも作業。　　ホンダ　フィットシャトル（GP2）　ハイブリッド　　茨城　守谷　車検　点検　修理　整備　中古車

こんにちは、長妻です。久しぶりの更新です。よろしくお願いします。

今回の整備ブログでご紹介のお車はホンダのフィットシャトルHVです。

２年前の車検からのお付き合いで定期点検もご利用いただいております。

前回の点検時に走行距離が10万キロを過ぎていたのでスパークプラグと

イグニッションコイルの新品での交換見積もりを作成していました。

過去のブログでも書いた事がありますが、エンジンの内部でガソリンに

点火しているスパークプラグという部品があります。エンジンオイルや

ワイパーラバーと同じ消耗品扱いとなります。ノーマルタイプは価格は

安いですが３万キロ過ぎくらいで交換おすすめになります。高寿命型の

イリジウムプラグは軽自動車は5～6万キロで交換おすすめになります。

普通車は１0万キロで交換を検討して下さいとアドバイスしています。

プラグに電圧をかけているイグニッションコイルという部品があります。

こちらも10万キロくらいで故障する事が多いです。電装品なので固体差で

低走行車でも壊れる事があり、エンジン不調の原因になる事が多いですね。

10万キロ過ぎでプラグ交換をするのならコイルも同時交換がおすすめです。

もちろんお客様に作業と金額の説明をしプラグ交換だけを行う事もあります。

イリジウムプラグが2500円/本、コイルは8500円/本くらいしますからね。

使用本数もエンジンによって変わりますが今回のエンジンはなんと８本です。

１０万円近い金額ですが交換の了解をいただきましたので作業して行きます。

リヤバンクの４本はエンジン後部にあるのでカウルトップを外す必要があります。

まず初めに左右のワイパーアームを取ってからカウルトップを取り外します。

次にワイパーモーターを外すのですが、丸見えになったガラスの端部はかなり

弱いので何かを当てるとすぐヒビが入ります。ガラス交換になったら大変です。

念の為にタオルなどを敷いて何かが当たっても少しは大丈夫な様にしています。

かなり慎重に作業はするんですけど万が一に備えます。端部は本当に弱いので。

ワイパーモーターを外したらモーターの下に付いている鉄のカバーを外します。

エンジンの後部が見えますのでこれでリヤバンクのコイルにアクセスできます。

写真は後ろ側のコイルです。こんな感じで取り付けられています。

前後合わせて８本のコイルとプラグを交換させていただきました。

前側はHONDAと書いてある樹脂カバーを上に抜けばアクセスできます。

前側だけだったら簡単なんでしょうけどね。裏側が極端に大変です（汗）。

部品を新品に交換した後に周辺部品を元に戻して作業完了です。

ロアアームブーツにひび割れが発生していたので交換させていただきました。

この部品もよくブログに出てきますが足廻りの可動部、関節みたいな部分を

守っているゴム製の部品です。内部に潤滑用のグリスが封入されています。

ひびが悪化して亀裂になるとグリスが出てしまい水が浸入して内部がサビます。

するとガタが出てしまいます。部品が外れてしまう可能性もあるので危険です。

また、一度ガタが出てしまうとロアアームASSYの交換になってしまいます。

今回はガタになる前の早期発見なのでロアブーツの交換だけで済みました。

タイロッドエンドブーツも交換が必要でしたので足回りの部品を一気に

取り外して作業しました。

ロアアームブーツを交換した後の写真になります。

次にタイロッドエンドブーツも交換しました。※左右とも作業しました。

その他、法定点検の内容を進めて行きます。完成検査を実施して結果OK！

洗車をして納車となりました。当店のご利用ありがとうございました。