水漏れは無いのに冷却水がラジエーターやリザーブタンクに入っていない!自然に減ったにしては減り過ぎです。原因は・・・。 スズキ エブリィ(DA64V) 茨城 守谷 車検 点検 修理 整備 車販売
こんにちは、長妻です。今回は昨日もブログをかかせていただいた
スズキのエブリィの続きになります。前回のシャーシャー音の他に
最初から気になっていた事なんですが、リザーブタンクの中に水が
まったく入っていなかったんです。ラジエーターキャップを外して
みても水面が見えません。原因として多い冷却水の漏れも見た感じ
ありません。エアコンONで冷却ファンも回っています。幸いにも
ラジエーターに水を注ぐとすぐに水面が見えました。完全に空には
なってなかったみたいです。最近こうなったのかもしれませんね。
まず、減っていた分の冷却水を足してエア抜きをしてみたのですが
冷却ファンが回る前に水が沸騰してタンクから噴いてしまいました。
確実に何か異常が起きています。エンジンは座席の下にありますので
写真の様に周辺部品をずらしたり外したりして診断を進めていきます。
ボンネットの中にあるラジエーターのキャップです。ただのフタでは
ありません。ラジエーターに圧力をかける事で冷却水の沸点を上げて
100度でも沸騰しないようにする役目があります。交換時期です。
ちなみに、ラジエーターキャップの交換だけでは治りませんでした。
今回は冷却水が沸騰するという故障です。水温が上がるのが早い=
冷却不足。又は、気密不良で沸点が下がっていると考えられます。
もちろん、両方の可能性もあります。ヘッドガスケットの可能性も
ありますがエンジンの分解が必要になるので違う事を願いたいです。
このお車にはラジエーター以外にもキャップが使われています。年式に
よってはキャップだけの供給が無い事もあります。今回はありました。
診断の為に外そうとしたら全然取れません。これはおかしいですね。
内部で故障していると思いますのでケースを取って点検しましょう。
ウォーターホースを外してからサーモスタットケースをキャップごと
取り外します。裏返してみるとキャップの内部が破損していました。
そこがケースに引っかかって取れなかったんです。何とか取りますと
写真の様にバラバラになっていました。
サーモスタットケースを裏から見たところです。故障したキャップが
穴を完全に塞いでいました。※写真はキャップを取った後です。
走行距離と故障の症状から基本的にサーモスタットは同時交換が
おすすめになります。今は正常だったとしてオーバーヒートでの
ダメージがあるからです。金額も2000円もかわらないですから。
外したサーモスタットを沸騰したお湯に浸して作動を点検します。
やはり動きませんでした。これでは冷却不足になってしまいます。
キャップだけで無くてサーモスタットも故障していたんですね。
サーモスタットと室内側のキャップを交換しました。続いて、
水路に冷却水を満たすエア抜き作業を行っていきます。
エア抜きの手順は車種ごとに違います。このお車はボンネットの裏に
わざわざ注意書きがあります。この通りにエア抜きをしなさいという
メーカーの指示です。適当に作業すると故障するから要注意です。
整備後は冷却水が噴く事もなく、無事にエア抜きが完了しました。
冷却ファンが回るとしっかりと水温も下がります。法定点検や他の
消耗品の交換を進めていって車検整備の完成となりました。早期に
修理が出来たのが良かったです。少しづつ減少していたので水漏れ
の跡が無かったんでしょうね。だから今まで乗れたとも言えます。
車検の時期がもう少し後だったなら完全なオーバーヒートになって
エンジンに大きなダメージが残ったかもしれません。危なかった。
いつもご利用ありがとうございます。
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